製図室のワイヤレスマイクが春からずっと不調である。
N先生から修理を手配しておくように頼まれていた。
頼まれてすぐに学部の庶務課へ行き、どこの管理になるのか尋ねた。
庶務課の見解は、製図室は
教室なので
大学の管理課の管轄とのこと。
そこで庶務から大学の管理課へ電話。
ところが
担当者が出張中とのことで2〜3日待たされた揚句
製図室は一部の学科しか使っていないので、学科もしくは学部の管理下との返事。
確かに製図室は何室かあり、うちの学科が使っている製図室は
うちの学科ともう1学科が使っている。
となると今度はその修理代を学部で持つのか使用している2学科で持つのかが問題になる。
前例からいけば、使っている学科で折半になるそうで、
その割合は学科長同士の話し合いで決めているとのこと。
庶務から学科長に話していただくのと同時に、私からも学科長に話を通す。
結局、もう1学科は少人数の授業であり、マイクは使っていないとのことで
修理代はすべてウチの学科持ちでやることに。
ようやく出入りの事務機屋に
見積もり依頼を出し、一度見てもらうことになった。
ただし、あまり高くつくようなら修理はせず、他の方法を考えると言われる。
まずは事務機屋を呼び、見てもらう。
さすが営業マン、すぐにアンテナを見つけた。
しかしマイクのチューナー等、調節をするための本体が見つからない。
1つ怪しい盤があるが鍵がない。
配線が天井に埋め込まれているのを見ると、
工事をしなければこのような設置はできないはずだから
必ず工事図面があるはずだと言う。
その図面があれば、本体の位置もわかるし、施工業者もわかるはず。
見積もりもすぐにできる。
あるいは怪しい盤を開ける鍵を見つけて、そこに本体が入っていれば
見積もりができるかも、と。
とにかく現状では見積もりのしようがないとの回答。
仕方なく再び庶務課へ問合せ。
図面の所在を聞いてもらう。
図面の管理は施設課になるのでそこに問い合わせてくれたが
そんな図面は存在しないと。
しかも製図室はアスベストの問題もあり、むやみに天井工事などしない
ときた

そうなると自力でマイク盤を探すしかない。
まずはあの一番怪しい盤を開ける鍵が欲しいが、それも庶務課では管理していないと言われる。
八方塞かと思ったが、ふと昨年までの居室にどこのものだかわからない鍵が何十個と出てきたことを思い出した。
私がワケもわからず保管するのもおかしいし、
次に入る任期制の先生に引き継いでも仕方がない。
そう思って庶務課に保管してもらった鍵群があったのだ。
その鍵群を借りて、盤に一つずつ挿してみよう。そう思ったのだ。
それらを持って製図室に行き、鍵穴を見ると、非常に変わった形をしていたので
すぐにビンゴ!
やっと謎の盤を開けることができた。
そしてそれが捜し求めていたマイクを受信する本体だった。
盤にはU電子という社名が入っており、その会社に聞くのが一番。
そこで再び庶務課で、その会社との伝票が残っていないか確認。
PC上の取引のある会社データに社名を発見。
今度は庶務課から出納課に伝票の確認をしてもらう。
ところが今度は出納課には、U電子の伝票は存在しないと言うのだ。
…じゃあ一体いつ誰がマイクを設置したのさ。
結局自分でU電子をネット上で検索。
連絡先はわかったが、さて、本当に私からいきなりそこの会社に見積もり依頼をして良いのか?
お抱えの事務機屋に盤の鍵が見つかった旨報告し、見積もりしてもらうのか。
判断できず、学科長に相談しようにも、今日は不在。
来週以降に持ち越した。
しかし大学の書類や記録がこんなにいい加減なものだとは思わなかった。