2015年12月20日

個人情報保護の不幸

4日ほど前にようやく下絵ができあがった年賀状。
最低でも3版必要な図案になってしまい、
しかも下絵に彩色してみると、やっぱり4版の方が
絵として断然にイイという今年の絵柄。

ここ数年は2版で済むような工夫をしていましたが、
その工夫が閃くほどの余裕がないのです…。

ということで、4版目(実際追加する場合は最初に刷る版になるが)も
一応版木に転写して、様子を見ながら彫り進めることにした。
工夫がない=各版は意外に単純
で、今日1日で予定よりは進みました。
4版いけるか?と現在淡い期待を抱いております。

先日、実験の手伝いをしてくれている学生と話したのですが
最近はもちろん年賀状のやり取りなどはなく、
年始の挨拶はメールからすでにLINEであることはもちろんのこと。
というか、すでにメールアドレスの交換なども最近はしないそうで。
春には卒業する彼が、ポツリと
「スマホが壊れたら、同期とも連絡が取れなくなって、そこで終わりですよ」
「LINEがすたれた場合も連絡の取りようがないんですけどね」
と言っていた。

便利ですぐに誰とでもつながることができるけれど
一度切れたら連絡の取り様がないって、なんだか寂しい。
大学に入って、一番何が大事かといったら
学問や勉強ではなく、つながりだと思うのだけど。
過剰な「個人情報の保護」や見せかけの「手軽さ」で
そういった大事なものが切れてしまうのは本当にもったいない。

住所録が配られないのだから仕方ないとは言え
年賀状もなかなかいい習慣だと思うけどな。
それこそ30年後に同窓会を開こう!なんてこと、
今の子供たちにやれない環境にいることが少し不幸にも思える。

年賀状は師走をさらに忙しくするものの一つではあるけれど
出した分、届く楽しみも増える訳で
自分らしい年賀状で1年無事であったことを知らせようと
制作意欲も湧くのだけどな。


posted by 愛虎 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
版画の年賀状とはすごいですね。
できれば見てみたいですね。

つながるのも簡単なら、切れるのも簡単になってしまうのですね。
気の合う友達とだけは。手紙・電話の連絡先は交換しないといけないですなー
Posted by しげぞー at 2015年12月22日 01:35
> しげぞーさん
版画の年賀状は中学生の時から続けているんです。
毎年、年賀状のお年玉くじのあたりの記事にその年の年賀状を紹介しているので、良かったら見てくださいね。
本当に今の子の付き合い方は希薄で、何だか寂しく感じます。
本人達はそれが当たり前なんでしょうけれど。
Posted by 愛虎 at 2015年12月23日 00:32
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