2017年04月16日

1週間遅れの桜

初夏を思わせるような爽やかな今日。
思いたって伯母の墓参りに行ってきました。
母の兄嫁にあたる伯母ですが、子供のいない夫婦で
私たちが小さなころは幼稚園や学校の行事に、母一人では手が足りず
保護者代わりに来てくれたこともありました。
(父は典型的な「昭和の父」で家のことは母任せでした)

伯父も伯母も病弱で二人が出会ったのも病院。
伯父は30年ほど前に早死にして以来、伯母はずっと独り暮らしでした。
そんな伯母が急逝したのは東日本大震災から1ヶ月ちょっとたった頃。
ですから今年が七回忌です。
節目の年でもあったため、お参りに行こうと思いたったわけです。

あの年、私の住んでいる区域はどうやら鉄道が入っていたため免れたようなのですが
計画停電が実施されたのは周知の通り。
独り暮らしの計画停電はさぞ寂しかっただろうと、今でも時々思うことがあります。
といって、最近の電話は停電時は使えないので、停電時間に電話をして
話し相手になることもできない。
電気が通じる時間に何度か電話をかけた時も
一人で暗い中、何もすることもなくじっとしているのはくさくさする。
とこぼしていました。
我が家へ来ることを誘ってみましたが、もう少し暖かくなるまでは体調を崩しそうで
と家を出ることを控えていました。
携帯電話でもできればまだ停電の時間に話し相手になることもできたけれど
2〜3年前にプレゼント携帯電話は使う習慣ができぬまま
電源は切れた状態になっていました。
あの震災で、卒業式も入学式もなくなり、立ち入り禁止の校舎もあったり
大学も大混乱をして落ち着かず、伯母の家へ行ってあげることもしなかった。
そんな中で、持病の心臓発作で亡くなりました。
せめてもの救いだったのは、仲良くしているご近所さんが
数時間後にすぐに見つけてくれたこと。

それでも今でもどこか少し引っ掛かっています。
亡くなる直前に寂しい想いをさせてしまったと。
もう少し何かやれたのではなかったのか。
亡くなった人の気持ちを考えても、答えなんて絶対に出ないのに。
ただお墓のそばでは、我が家の辺りからは一週間遅れで満開の桜が咲いていました。
満開の花を見させてくれたのも伯母の縁かななど思えて少しだけ救われました。
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posted by 愛虎 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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