2012年10月22日

危険回避の危険性

今朝のNHK「おはよう日本」の特集で
電気ケトルの転倒の危険性をやっていた。

電気ポットと違い、小さく持ち運びが便利な点が人気の秘密だが
取り扱いがしやすい分、小さな力で倒れやすい。
また倒れた時の安全基準がポットのように厳しくなく
中にはお湯がたくさんこぼれてしまうタイプの物もあるという。

そのため、最近 急増しているのが電気ケトル転倒による子供の火傷。
そこで、転倒しにくい或いは転倒してもこぼれにくい
電気ケトルを明示すべきだという話。

確かに危険なものは取り除けば、危険はなくなる。
しかし熱湯の入ったヤカンやポットの取り扱いは注意する
という危機管理の意識は育たなくなる。
何より、子供が火傷をするような場所にそうした物を置くことが
仮に置かざるを得ないとすれば、目を離すことが問題ではないのか?

火傷は決して、電気ケトルメーカーが明示しなかったせいではない。
あくまでもユーザーの不注意。
それをメーカーのせいにすり替えるのは、どこか責任逃れをしているとしか思えない。

番組ではある医師が出て来て、この1年で電気ケトルによる火傷が3件もあったとし、
その中で一番ひどかった事例だという写真をだして解説していた。
首の下から胴体全体、体の4分の1にひどい火傷を負っていたのだが
この子が8ヶ月で、まだハイハイしかできないらしい。
電気ケトルが倒れ、こぼれたお湯のところに腹ばいになってしまい
この火傷を負ったというのだけれど…。

いくら沸かしたてのお湯で、皮膚の柔らかい赤ちゃんとはいえ
床にこぼれたお湯でここまで広範囲に火傷って負うものなのか???
などと思ってしまった次第で…。
まさか、そんな怪しい事例を出すはずもないのだけれど…。

何はともあれ、火傷の原因は転倒時のお湯漏れについて
明示しているかしていないかではないのです。
何でも親切にメーカーが説明すれば良いってもんじゃない。
それは危機管理のできない人を増やす不親切な行為だ。
何が危ないか危なくないか、自分で判断できるよう
ある程度の危険は身の回りにあった方が良い。

posted by 愛虎 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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